幸せのカテゴリー

■テーマ　　しあわせって　あまりに脆く儚い


子供が生まれるまでは、旦那とはとても『ラブラブ～v』だった。

子供が生まれて、さらに絆が強くなるかと思いきや、
産後まもなく、義親にまつわる出来事で、
はじめて、ふたりの間に不穏な空気が漂った。


以来、その不穏な空気は、たびたび漂うごとに、
なにかを確実に濁らせていく。


子供がいなかったなら、当分は発生しなかっただろう、
相手へのマイナス感情。
なのに今は、子供のために離れたくない、この皮肉。


不倫はサイアクなことだと思っているけど、
既婚者に恋している人に、こっそり教えよう。

「いとしいあの人。子供も生まれて、入り込む余地なんて…」

なーんて思っていませんか？
子供ができてから一年間が、略奪にはいちばんのチャンスです。

男も女もね。


突然変わった、慣れない子供との生活。
それぞれが良しとする基準の違いにイライラ。
相手に求めるものが変わる妻と、そうじゃない夫。

そんなときに上手にやさしくされたら、魔が差す確率は高いと思うよ。

もはや何を言う気にも…

■テーマ　　ただの日記


「ちょっと旅行に行ってきたから、お土産もってくねー」と言って、
土曜に、久しぶりに実母がきました。
息子と三人で買い物に行ったりもして、束の間の楽しい時間。


で、旦那の実家にもお土産があるってんで、
日曜日の夜に、旦那が自分の実家に配達したところ……
帰宅するなり、

「明日うちの親が来るってさ」

……いっつもこうだ。
うちの親がたま～に遊びにきた後に、なんでか続けて義親がやってくる。


ズカズカ踏み込んできて、『おじゃまします』や『コンニチハ』もなく、
私と目を合わせることもなく、孫一直線。

居間に陣取るなり、だっこしたいのか、
走りまわる息子をなんとか捕獲しようと、数秒おきに腕を出す義母。
谷啓の『ガチョーン』ですか？　それとも波田陽区？


さんざん息子に、できるようになったことを披露させようとしたり、
おむつ一枚替えないくせに、
私から聞きかじった成長ぶりを解説する旦那にも、ドン引きだ。

挙句、義親が帰った途端、パソコンを開いて
息子には目もくれないときたら、もうもう、さすがに。ねえ？


またひとつ、義親と旦那の不要物ポイントが上がった月曜日でした。

お互い、親子の絆は固い

■テーマ　　母親像


私はかなりのマザコンです。

ずっと実家で母親と暮らしていたかった、
旦那と実母がおぼれていたら、実母を助けるだろう、というくらい。

今、自分が子供をもって、私も実母のような、
なにをしても、愛されてることだけは確信できる、
そんな親でありたいな、と思い描いています。


で、翻って旦那。

旦那にとって義母は、私にとっての実母とおなじ、特別な存在なんでしょう。
だから、旦那のマザコンな気持ちはわかるし、
それを不快に感じるのを申し訳ないと思ったりもする。
……心が穏やかなときに、少しだけ(笑)


ただ、同じマザコンでも、私と旦那の決定的にちがうところは、
互いの親が、我々家族の中に出てくる頻度なのです。

近いんだから仕方ないって？
じゃあ、それが、よくないんだよ。私にとって、義親は近すぎるんだよ。

旦那とふたりして頻繁に、やることなすこと
ひとの神経を逆なでしてくれるものだから、
ますます義実家からは足が遠のき、心は自分の実家へ。

お互い、親じゃなくて相手を、いちばんいいかたちだと思えないと、
夫婦の絆はいつか砕け散るのかもしれないね。