私には、あなたの親は他人です

■テーマ　　外出


子供を耳鼻科に連れて行くことにした。

バスは一時間に二本。

……というか、その二本も近い時間の運行なので、実質一本。

で、旦那が家にいる時間だったから、
「帰りのバスなかったら、助けてコールしていい？」
と訊いたところの返事がこれ。

「うちの親に言えばいいじゃん。暇だから家にいるよ」

……やだよ。

っていうか、親、親、親、って、あんたの子だよ？


私が子供と出かけようとすると、旦那は必ず、義親からの送迎を薦める。


外出ひとつとっても、子供の様子次第で、予定なんかあって無きが如し。
そんなんで義親とちまちま連絡とるのも面倒だし、
待たれてると思うと、ついでの用事もできず、ひたすら慌しい。
却って疲れる。

何度言ってもわかってくれない。

じゃあわかんなくていいから、二度と「オレじゃなくてうちの親に」って言うな。
前に相当険悪になったときに、こう、きっぱり言い渡したんだけどね？

旦那が義親と顔をあわせる度に、
孫連れて来い、ってしつこく言われる圧力もわかる。

けど同居してんじゃないんだから、毎日四六時中孫とすごせるわけないじゃん。


しつこく言われるのがきついなら、
私と子供に義実家への日参を求めるんじゃなくて、
自分と義親に、適度な距離を作る方向で、考えてほしいもんだ。

ある日の姑と旦那

■テーマ　　わが身で味わうがよい


mixiに寄り道してたら、ちょっとごぶさたしちゃってました～。
基本、mixiは肌に合わなくて、限りなく放置なんですが。
たまーに見ると、愉快かも(笑)



さておき。
ある日の夕方、子供とお昼寝していたとき。

夜勤の旦那が、寝ぼけ眼で身支度をしていたところに、
よくわからんけど、義母から電話がかかってきた様子。


聞こえてくる声から察するに、

「今日の昼過ぎに電話したけど出なかった」
「家にいるのに、あんた(旦那)はなにしてるんだ」

「孫はちゃんと散歩させてもらってるのか」
「孫は夜ごはん食べたのか」

「お父さんが車を買う話、あんたも何か探してくれてるのか」


さいしょのうちは「あー、うん」「してる」と普通に答えていた旦那も、
ムダに消えていく時間、しかも出がけの貴重な時間に、
だんだんイライラしてきたのか、

「今、出がけで忙しいから！」

強い口調で何度か言って、
それでも話し続ける義母に、
とうとう「ハイハイ今度。じゃあね」と強制終了した模様。

ねえ、旦那。
私はいつも、この不毛な電話に見舞われているんだよ？


が、しかし。

この調子で義母が旦那にも、ウザウザ行為を繰り出し続けてくれると、
少しは私が飲み込んでいる不快感をわかってもらえるかも。

義実家へのスタンスが、一歩はなれたものになるかも。


がんばれ義母！
初めて義母を応援した私でした。

もしも立場が逆ならば

■テーマ　　ささやかな葛藤


たまに思う。

自分が義母に抱くのと同じ感情を、
旦那が私の親に対して抱いていたら、
ちょっと寂しい。

男にとっての実親と、女にとっての実親は、また別物かもしれないけど、
自分の大事なひとたちを憎々しく思われてたら、
ため息のひとつでもつきたくなるはず。

でも私は義母とはどうしても合わない。
アレコレが積み重なりすぎて、もう手遅れ。


もし立場が逆だったら、私はどうするかなぁ。

少なくともいまの旦那みたいに、
問答無用で伴侶よりも実親の側を配慮しまくるってのは、できないなぁ。
……婚姻関係を解消する気がないかぎり。


両家双方、ほのぼの穏便におつきあいされてるご夫婦が、うらやましいっす。